まずはこの画像を見てください。
W-ZERO3のWindows Media PlayerでMステを見てる。まあ珍しくもない光景だとは思いますが、これ、リアルタイムの放送を見てるんです。簡単にいえば、W-ZERO3でテレビが見れるってこと。
正確に言えばストリーミングです。キャプチャできるPCでテレビをリアルタイム配信し、それをW-ZERO3で受信して見てるわけです。そして画面上部の表示を見ればわかるように、無線LANではなく、パケット通信です。つまり、PHS圏内ならどこででもテレビが見れてしまう(もちろん無線LANならもっと高品質で可能)。こりゃすごい。
実は、この実験はW-ZERO3が発売される前から少しずつやってました。PocketPCで見れるストリーミング形式で、フリーで、簡単で、それなりの画質と音質が出せるのはなんだろうと。それがやっと見つかったのです。
簡単に言うと、サーバ側はWindows Media エンコーダで、W-ZERO3側はWindows Media Playerの「URLを開く」機能です。Windows Media エンコーダは、Microsoftがフリーで配ってるWindows Media形式のエンコードをするためのツール。これにはストリーミング配信の機能があって、好きなソースをWindows Mediaでネット上に配信できます。
ソースは、好きなファイルやキャプチャボード、デスクトップのキャプチャなどが選べます。今回はキャプチャボードをソースにしているわけです。
パケット通信ではなく無線LANでいいよって場合は、サーバと同じLANの中ならルータに穴を開ける必要はないです。
サーバに使用するPCは、それほどハイスペックじゃなくてもいいと思います。生成する動画の品質が低くていいので。私なんてCeleron 1.3GHz、メモリ256MBのマシンですが十分動いてます。
サーバとかルータとかキャプチャとか、そういうのが良くわからない人には難しいと思います。基本的なことはいちいち説明しません。
Windows Media エンコーダを起動して、いろいろ設定をします。
ウィザードを使うと楽です。最初に「ライブ イベントのブロードキャスト配信」を選んで、「ビデオ」「オーディオ」のデバイスをそれぞれ選びます。「ブロードキャスト配信の方法」は、「エンコーダからプル」を選びます。ポートは好きな番号をどうぞ。ルータに穴を開けるのもこの番号になります。
つぎに「エンコード オプション」を選ぶんですが、ここはあんまり細かい設定ができないので、とりあえず適当にやっておきます。「保存ファイル」は、配信したデータをあとでHDDに保存するかどうかの設定です。ここもご自由に。「表示情報」も、自分がわかるように入れればいいと思います。
ウィザードが終わったら、「表示」→「プロパティ パネル」を選択して表示させます。ここで細かい設定ができます。ここで重要なのは「圧縮」のところ。ウィザードで「エンコード オプション」のところで適当にやった部分です。「編集」ボタンを押して設定画面を開きます。
設定は好みでやっていいと思いますが、通信速度を超えないビットレートにするのを忘れないでください。4xだとしても常に128kbpsの速度で通信できるわけじゃないので、自分の電波環境などを考慮してうまいところを見つけます。
参考までに、私の設定について書いておきます。
エクスポートしたファイルを一応置いておきます。この設定で103Kbpsになりました。VBRでもうまい設定を見つければできるんじゃないかと思います。
細かいところはまだそれほど練ってません。とりあえずストレスなく再生される設定がこんな感じっていうだけです。もっと工夫すれば良くなる余地があると思います。
といった感じで設定が終わり。この設定をいったん保存します。そして「エンコードの開始」をクリックすれば、キャプチャ・エンコード・配信が始まります。これでサーバ側は終了。
W-ZERO3側でWindows Media Playerを起動し、ライブラリを開いて、「メニュー」→「URL を開く」を選びます。そしてそこに、配信サーバのアドレスを指定します。同じLAN内ならローカルIPアドレス、パケット通信や公衆無線LANなどでインターネットを通すならグローバルIPかダイナミックDNSを、「http://(サーバのアドレス):(ポート)/index.asf」という感じで入力します。
この「index.asf」がわからなくて相当ハマってました。Windows Media エンコーダの画面には「http://(サーバのアドレス):(ポート)/」までしか出ないんですよね。PCのWindows Media Playerから見る場合は「index.asf」は省略できるんですが、Windows Mobileの場合は必要なようです。結局、思い当たるのをいくつか入れたら「index.asf」を発見した、って感じです。
これでテレビが再生されると思います。ここで完了。再生できない場合は、以下のポイントを確認してみてください。
どうしてもダメな場合は、お使いのキャプチャボードがWindows Media エンコーダに対応していないのかも知れません。
最近は寒いんで、お風呂に長めに入っていたいところですが、どうもヒマでいつも困ってました。お風呂でテレビを見るのはある種の夢だった。その願いがついにかないます。防水ケースはサイバーガジェットのウォータープルーフケースを使っています。PSP用ですが、W-ZERO3も十分入ります。入れても音はちゃんと聞こえます。
お風呂なら当然無線LAN経由で見ることも可能ですが、バッテリーの消耗が激しいので、長風呂の人は注意。
私のキャプチャボードは、別なアプリケーションでTVのチャンネルを変えるようになってます。なので、外出先からTVを見るときはチャンネルを変えれない。
こういうのは、仕方ないのでVNCとかで工夫することにしています。環境によってはWebからチャンネル変更できたりしますかねぇ。いいなぁそういうの。
この日記、あわてて書いてます。説明不足な点や、無駄な説明の部分、さらには間違ってる箇所、もっといい方法などあると思います。その辺はこれからじっくりやっていくってことで、とりあえずこんなもんで許してください。なんか情報あったらぜひ教えてください。