「TranCreative Remote Keyboard for Pocket PC(RKB)」を使うと、PCのキーボードとマウスでW-ZERO3を操作できます。しかもSIPとして実装されているので、ほとんどの場面で問題なく使用できると思います。
このツールはTCP/IPで通信してるだけなので、無線LANだけでいけます。ケーブルいらずでかなり便利。当然USBケーブルをつないだActiveSyncによるネットワークでもOK。
まずはActiveSyncで接続した状態にして、PC側で「rkbsetup.exe」を実行するとW-ZERO3にSIPとしてインストールされます。次にSIPを「Remote Keyboard」に切り替えます。操作する側のPCで「ppcconnector.exe」を実行すると操作用の画面が開きます。このexeファイルはrkbsetup.exeを実行したマシンにはそのままインストールされますが、そうじゃないPCでもファイルだけ置いておけば操作ができます。
これで準備完了。ppcconnector.exeは勝手にネットワーク内のW-ZERO3のIPアドレスを見つけて接続されます。あとはPCでキーボードやマウスを操作すると、そのままW-ZERO3上に入力されます(マウスの使用/不使用は右クリックで切り替わります)。とっても簡単。設定項目を見ると、接続パスワードやIPアドレスの制限もできますので、学校や会社のLANで使う場合は設定しておきましょう。IPアドレス制限はともかく、パスワードはぜひ。
W-ZERO3はタッチパネルのためマウスカーソルはありません。ただ、このツールを有効にしている間は画面に小さい十字のアイコンが出ます。これがマウスカーソル位置を表しています。
RKBはほとんどの操作はできますが、日本語入力の切り替え方法がよくわかりません。英語のソフトだから日本語とかは対応してないんでしょうか。現在は仕方ないので日本語入力の切り替えだけはW-ZERO3本体のキーボードを操作しています。なんとかならないかなー。
このツールの使いどころはいろいろあると思いますが、家で長文メールを打つときはかなりの威力を発揮します。それ以外にも、URLやメールアドレスを入れるときとかも便利。
あとは、例えばPCを使いながらちょっとW-ZERO3をいじりたいとき、いちいちマウスをペンに持ち替えたりしなくて良いのは普通にうれしかったりします。ppcconnector.exeを常時立ち上げておいて、ウィンドウをアクティブにするだけで遠隔操作ができるようになりますので切り替えも簡単。
RKBはキーボードとマウスの共有だけで画面は転送されません。W-ZERO3の画面をPC側に表示させた完全な遠隔操作がしたいならrCEというツールが便利です。ただActiveSyncが必須になります。
RKBやrCEとは逆の話で、W-ZERO3からPCを操作したいこともあるでしょう。むしろそっちの方が多いという話も。
そんなときはVNCクライアントツール。操作される側のPCには普通にVNC Serverを入れておけばいいだけ。パケット通信でも遠隔操作ができます。とりあえず2つ紹介しておきます。
他にもターミナルサービスクライアントやTELNET、SSHなんかも可能ですので、そういうので十分な人はそっちの方がいいでしょう。ここでは今日は紹介しませんが、まあその辺のWikiとかに書いてあると思います。