発売からそれなりの時間が過ぎ、いわゆる「京ぽん周辺技術」が多く生まれました。自分へのメモの意味も込めて、ここにまとめておきたいと思います。京ぽんのレビューとあわせてどうぞ。
2004/06/16更新。数が多くなったので2ページに分割しました。その2もご覧下さい。
2004/08/14更新。さらにその3を追加しました。
まずはコレ。サーバ関連の技術とかに手を出せない人でも、これは手軽に利用できてしかも超便利なのでぜひともオススメしたいブックマークレット。
ブックマークレットとは、JavaScriptをブックマークの中に記述することで半ば強引に動作させ、ブラウザに本来存在しない機能をJavaScriptで実装してしまうものです。
インストール(ていうか準備)は非常に簡単。ブックマークレット配布サイトから自分が欲しい機能を探し(もちろん自分で開発・改良しても良し)、コピペして京ぽん付属CDからインストールした「ブックマークツール」で端末に転送すればOK。
あとは、使いたいときにブックマークから呼び出すだけ。
ブックマークから「Google検索」を呼び出し、キーワードを入力すると検索結果のページに行きました。こうすることでいちいちGoogleに行かずに検索結果にすぐに飛べるわけです(写真ではすでにGoogleに行ってますがそれは偶然です)。
ページ内のリンク一覧を抽出。IEにすらない機能をこうやって実装できるのは楽しい。もちろん、ブックマークレットはIEにだって使えますけど。
オススメのもの(私が実際よく使うもの)をちょっとだけ紹介。
私の場合、単なるヒマつぶし以外にちょっとした調べものなんかをすることも多いので、これらの機能がかなり活躍しました。
つづいては、京ぽんのWeb速度を大幅にアップさせる「airproxy」。つなぎ放題の人もそうでない人もかなりオススメです。
プロキシサーバが取得してきたデータを圧縮してからブラウザに返すのがこのairproxy。これを使えば受信するデータ量が少なくなるため、速度は速くなるしパケット代は安くなるし、文句なしです。
airproxyのページからダウンロードしてきて、airproxy.propertiesというファイルに設定を書き加えて、あとはrun.batを実行するだけ。Windowsじゃない人は自分でrun.batを書けばOK。まあそのままでも動くかも知れませんけど。
airproxy.propertiesの設定もそれほど多くありません。ホスト名、ポート番号を設定し、利用者を制限したいならユーザIDとパスワードを指定します。通常自宅のサーバマシンにでも設置すると思いますので、利用者は制限しておいた方がいいでしょう。さらに画像圧縮時の画質や画像サイズ等も指定できますが、デフォルトのままでもかまいません。
次に、京ぽん側の設定をします。メニュー→Opera→設定→通信設定→ダイヤルアップ設定 の中で、あいているところに新たな設定を登録します。利用したいプロバイダがあるならその設定、なければ3番目に登録されているCLUB AirH"の設定をコピーしてもいいです。で、プロキシ設定のところにさっきのairproxyの設定を入れておきます。
そして、あとはメニュー→Opera→設定→通信設定→接続モード切替→詳細表示 から、あいているところのOpera接続先に先ほど作ったダイヤルアップ設定を登録し(メールはCLUB AirH"でOK)、接続モード切替の画面でその接続モードを選択します。
準備はこれで終了。あとは普通にWebをするだけで、圧縮プロキシを通した通信になっているはずです。
わかりにくいかも知れませんがこのように画像を劣化させ、またgzipによる圧縮をして容量を削っています。画像圧縮をOFFにすることもできます。その場合、gzip転送のみになりますが、それでも容量・速度の両面にメリットはあります。
いくつかポイントを書いておきます。
SH900iのように、Word・Excelのファイルを京ぽんで見ることができるCGIです。
配布サイトに置いてあるスクリプトでは.docと.xlsに対応していますが、htmlに変換するプログラムさえあればどんな形式にも対応できるようです。
とりあえずは画面を見てください。AirH"PHONE コース選択支援シートを表示させてみました。なかなか感動モノです。
配布サイトの方でかなり細かく説明されていますので、ここでは概要だけを説明します。
まず、WordとExcelとApacheとActivePerlとWSHがインストールされたPCを用意。サーバの経験が無い人にはApacheあたりで苦労するかも知れませんが、他のWebサーバでもいいようです。
たまたま使っていた04WebServerで確認してみましたが、問題なく動作しました。Apacheにこだわる必要はないようです。
ここまで準備できればあとは簡単。配布されているスクリプトと見たいWordやExcelのファイルを同一のディレクトリに入れ、京ぽんOperaからWebサーバを通してCGIを動かすだけ。画面にファイル一覧が出るので、そこから見たいファイルを選べば、変換→表示してくれます。グラフや図形、画像などを貼り付けていても大丈夫のようです。すごい。
京ぽんはOperaでWebが見れて、POP3やSMTPでメールができる高機能端末ですが、それほど多機能というわけではないようです。たとえばカレンダーは表示できますが、スケジュールをそこに入力したりすることはできません。
そこで便利なのが、京助。htmlとJavaScriptで動作し、Cookieにデータを保存することで、スケジューラを京ぽんに搭載してしまったのです。すばらしい。
Cookieの容量制限のため、4kbしか保存できないなどの制約はありますが、存在すらしなかったスケジューラをiアプリのようなJavaアプリ等の動かない環境で実装してしまったのがすごい。
つなぎ放題の人は、端末内だけでやらずに「Yahoo!カレンダー」などを利用してオンライン上にスケジューラを持ったほうが便利かも知れませんが、パケット代がかかる人は京助なら通信ナシでやれるため便利です。
とっても簡単。ダウンロードしたzipファイルを解凍し、出てきたhtmlファイルをデータフォルダに転送するだけです。
あとはデータフォルダから実行するなり、ブックマークにいれておくなりしてください(ブックマークそのままは登録できないので、ブックマークレットを使います)。
PHSならではの位置情報サービスとMapFanを組み合わせて、なんと簡易GPSにしちゃっています。感動した。
ここは私の家じゃないですよ。以前のレビュー記事で京ぽん内蔵カメラで写真を撮った場所です。
パケットバカ食いのEZナビウォークとちがって、つなぎ放題なら完全無料で使えます。もちろんEZナビウォークのような超本格的GPSではなく、「周辺の地図をすぐに見れる」程度ですが、それでもかなり楽しい。
http://location.request/dummy.cgi?my=http://hpcgi2.nifty.com/choqu/m_fan/map.cgi&pos=$location をブックマークに登録でもして、Operaでアクセスするだけ。現在位置を取得して地図が出ます。簡単。
Webを通してIRCに参加できるツール。WebサーバとIRCクライアントを兼ねてるので、ApacheなどのWebサーバを用意する必要がありません。
配布サイトからダウンロードしたファイルを解凍し、config.iniにサーバやポート番号、ニックネーム・チャンネル、そして認証用のユーザ名とパスワードを入力し、あとはexeを実行するだけです。
そこまでできたなら、京ぽんのOperaからそのサーバのアドレスにアクセスするだけで、IRCに参加できます。
画面はいたってシンプルです。
京ぽん専用ではありませんが、p2を使うと京ぽんからの2ch閲覧・書き込みが非常に便利になります。
p2は、phpで作ってある2chブラウザで、phpの動作するWebサーバに設置することで、PCから見たときは高機能2chブラウザ、ケータイ端末から見たときはモバイル向け2chブラウザに変身します。
そして、このPC向け/モバイル向けの変幻自在なところがまさに京ぽんにピッタリ。手軽に使いたいときはケータイモードで、フレームやレスポップアップなんかまでちゃんとやりたいときはフルスクリーンで見れば、p2は自動的に表示を切り替えてくれるわけです。
左がモバイル向けのユビキタスp2、右がPC向けのp2。Operaのモードを切り替えるだけでp2が勝手に切り替わります(モードを切り替えた瞬間にページが切り替わるわけではなので注意。ページを読み込みなおす必要はあります)。
いくら読んでもキリがない2chは最高のヒマつぶしなので、京ぽんから簡単に読み書きできるのはとっても便利です。
まずは、phpが動作するWebサーバを用意します。これはがんばってください。そこさえ出来ればあとは簡単ですので。
Webサーバが用意できたら、配布サイトからダウンロードしてきたファイルを、Webサーバから見える位置に設置します。ほとんど設定の必要はありません。
あとは京ぽんのOperaからそのサーバにアクセスすればp2のメニューが出ると思います。認証をさせたい場合もそこから設定できます。
ちなみに、phpだけで作られているため、phpさえ使えればレンタルサーバに置いちゃっても動いたりします。p2禁止を明示してるレン鯖は私は見たこと無いので、自鯖を用意できない人は借りてみるのもいいかも知れません。ただ今後どうなるかは知りませんけど。
これも京ぽん専用というわけではありませんが、ケータイなどの環境でもMSN Messengerが利用できるサイト。Javaアプリなどでは無いので多くのケータイで使えるはずですが、京ぽんでもやっぱり便利。
モバイルだと心配なパケット料金も。京ぽんなら(ていうかつなぎ放題なら)そこも気にせず使えちゃうわけです。何度リロードしたって怖くない。
ところが日本語が送信できません。文字化けしちゃいます。受信は可能。ということで、こちらから送信するときはローマ字にしなきゃいけない。ケータイでローマ字を入れるのは本気でヘトヘトになります。
WebMessengerという日本語が使えるWebアプリもあるのですが、この記事を書いてる時点ではサーバが重過ぎて入れませんでした。復帰すればeMessengerより使えそうです。サーバにつなぐことが出来ましたので記事をページ2に追記しました。
これはとっても簡単。http://start.e-messenger.net/mobile/にアクセスし、サインインするだけです。
Mac OS X 上でUSBで接続した京ぽんをモデムとして認識し、インターネットにつなぐことの出来るドライバです。
残念ながらドライバという形ではまだ出ていないようですが、動かすための方法はかなり判明しています。シグマリオンなんかはFOMAドライバで動くらしいです。リナザウはファームウェアをアップさせたCS64CFを使えば動作するとのこと。