あなたのPCの時計は正確ですか?大抵の人はかなりズレていると思います。そもそもPCの時計って、それほど正確なものではありませんし、使っているうちにどんどんズレていくものですよね。というか一般的な時計なんて、どれも正確ではありません。電波時計や電話の時報なら話は別ですが。
ネットワーク上にはさまざまなサーバとよばれるマシンがあり、それぞれいろんな役割を持っています。ホームページを配信するサーバ、メールを配信するサーバ、ファイルをやり取りするサーバ・・・。そして、時刻を提供するサーバというのもあります。これがNTPサーバやSNTPサーバです。
もともとは、ネットワーク内の時刻を合わせるために存在しました。「3台のマシンでひとつのファイルを作っているんだけど、それぞれのマシンの時刻がバラバラで、どのファイルが最新なのかわからない」なんてことにならないためのサーバです。ネットワーク内のマシンは全てそのサーバの時刻に同期することで、各マシンの時刻も同期されるわけです。こうすれば、たとえそのNTPサーバの時刻がズレたとしても、ネットワーク内のすべてのマシンの時刻がズレるのでネットワーク内での時刻は同期されていることになり、たいした問題にもならないわけです。
これをインターネットに応用すれば、もっと便利になるわけです。インターネット上のNTPサーバを標準時刻と完全に同期させれば(どんな仕組みかは知らないけど)、このサーバに各端末を同期させるだけでインターネットにつながったマシンの時刻がピッタリになるわけです。「桜時計」はそのためのソフトです。
「桜時計」は、インターネット上の(S)NTPサーバから時刻を取得して自分のマシンの時刻と照らし合わせ、自分のマシンの時刻を修正してくれるわけです。もちろん、ネットワークの通信にかかった時間なども計算して微妙に修正するので通信速度が遅くても大丈夫です。
桜時計が時刻合わせをしているところ。1/1000秒までピッタリです。
常駐させることも可能だし、時刻を合わせたら自動で終了させることも可能です。いくらパソコンの時計がヘボいとはいえ、1日くらいならそんなにズレないのでスタートアップにでもいれて1日1回あわせるだけでも効果的です。すぐにズレて気になるなら常駐させてもいいですけど。
また、常駐させている間、このマシン自体をSNTPサーバとして稼動させることも可能です。そうすれば、直接インターネットにつなげないマシンにもLANさえ形成すれば正しい時刻を配信できることになります。
ピッタリの時計が家や仕事場にひとつでもあるとすごく便利ですよ。